捨てる神あれば拾う神あり・・・
洋物のGPSナビ第1弾です。地図の取り扱いに難あり*1なのですが、自分で地図を作って登録するのでモバイルマップのように「サービス終了!」って事にならないメリットあり。
[GPSタブ]衛星の状態 中段の時刻がGMTなのはご愛嬌 |
[地図タブ] これより詳細な地図の準備を忘れた… |
どのぐらい使いモノになるかは地図次第。対角の隅の緯度経度がわかっているラスタイメージファイルなら登録可能なので、ネット上の地図ファイルや地図ソフトのエクスポート機能を利用して作成に励みましょう。地図の作り方は次回(かな)。
準備
- qpegps_0.9.2.3.3_arm.ipk
(http://qpegps.sourceforge.net/ qpeGPSのサイトよりダウンロード)
以前はやまきさんのサイト(http://styricum.org/)に不具合修正版があったのですが、アクセスできなくなってます。
導入&設定
- qpegps_0.9.2.3.3_arm.ipkをインストール
- /home/QtPalmtop/qpegps/maps/のパーミッションがおかしい(かもしれない)ので、zaurusユーザで書き込めるようにchownしておく
- qpeGPSを起動して諸設定をする。まずは[GPS]タブでgpsd Settingを。
Args欄に "-p /dev/ttyS3 -s 4800"を設定。書き込んだらカーソルが入力欄にある状態で[OK]ボタンを押して内容を反映させること。(最初どうやって反映させればよいか悩みました・・・) - 左から3番目の[config]タブで、GPSカードと地図のdatumや、単位の設定をする。
単位は、Altitud(高度):m、Speed(速度):kmh、Distance(距離):kmに設定しています。 - 左から2番目の[info]タブで地図の登録を。詳細はそのうち…
使い方
- GPSカードを挿して、起動。
- [GPS]タブの中段"Data Status"エリアで、gpsdとGPSの両方が緑色になっている事を確認(上のスクリーンショット参照)。*2
- そのうち、年月日・時刻が衛星から取得され、表示される。*3
- やがて下のほうに衛星のシグナルバーが出てきて、うまくすれば(?)現在位置が測位される。ここまでじっとしているが吉。
ちゃんと地図を準備すると、結構歩行ナビとかにも使える。軌跡も記録できる。
新バージョン!?
最近開発続いてないのかな?と思ってサイトを確認すると、なんと、ver.0.9.3が!
新バージョンでは、地図の分割をサポート! 重なりを作らなくても、黒いところが出ないのか? その他、いろいろ改善したとの事ですので、早速インストールしてみる。
【良くなったところ】
- 最初から/dev/ttyS3の設定になっているところ。
- Data StatusのGPS欄が"???"ではなく、チップセット名"SiRF"が表示される。
- 時刻がローカルタイム表示に。
- ちゃんと[Cancel]ボタンで終了できる
【駄目なところ】
- 衛星のシグナル強度の棒グラフが出ない!これは…ちと痛い
地図の分割については、まだ分割した地図が準備できていないので良く分かりませんが、まだしばらくは、ver.0.9.2.3.3がお勧めかと。