コモノポリタン

コモノ、デジモノが好きなKomonopolitan住民 (はてなダイアリーからの引っ越しです)

待ちに待ったセサミ用パッド

SESAME Touch Pro(施錠解錠パッド)を買いました

 4月26日にメールで告知されたCANDY HOUSEの新製品紹介をYouTubeで見てましたが、またもJerming Gu社長がいつもの調子で「すごいでしょ」と施錠・解錠用のパッドや新型SESAME(SESAME5)等の紹介をしてました。しかもいつも通りの安さで!*1
 さすがにSESAME5はポチりませんでしたが*2SESAME Touch Proはすぐポチりました。

 うちの妻は指が指紋認証非対応なので、SESAME Touchだと不安(よく見るとSESAME Touchの方もICカード対応なのでこちらでもよかったかも)だったので、1000円しか違わないし、SESAME Touch Proにしました。おお、発送は5月末。わくわくしながら待ちました。
 発表してから「解錠はいいけど、施錠はどうする?」なんてTwitterでアンケートとったり、「電池交換するたびに裏面の両面テープを剥がすのか!」とユーザ(予定)が詰め寄ったりと、わくわくには事欠きませんでした。
 結局、発送は1週間遅れという素晴らしい出来!無事届きましたので先週末に設置してみました!

 スマートロックSESAME4導入記はこちら。
maky-ba.hatenablog.com

1. 準備

セサミタッチPro/SESAME Touch Pro
箱の中身はこんな感じです。取付用の両面テープは裏面の全面ではなく周囲を縁取る感じ(外しやすくした?)これが宅急便コンパクトにコロリと。空き多し、セサミ4はミチミチだったのに。
税・送料込みで5,080円…こんな安くて大丈夫かJerming社長。

高容量CR123A
CANDY HOUSEから「高容量1800mAhのCR123A 電池 バッテリー【セサミ/タッチPro/サイクル共通】」を追加購入。標準の電池2本で約550日、4本にすると約1100日(3年)持つらしい。税込み770円。

裏蓋はネジ2つでとまってます。ドライバ(写真はマルチツール)でネジを完全に緩め(ネジは裏蓋からは外れません)、ピンセットでネジ掴んで力いっぱいグイっと引っ張ると蓋がパカっと取れます。電池を追加しましょう。

2. アプリにセサミタッチProを登録

2.1. セサミアプリを最新版に

 メールでCANDY HOUSEから「何はなくともセサミアプリを最新版にして」と強く言って来ているので、アプリ更新。

 「待ちに待った Sesame Touch ProとSesame Touchに対応」とリリース文にあります。パッド(ハードウェア)の販売は「待ちに待った」ですが、アプリの「~に対応」の方は、まあリリース後すぐと言っても過言ではないので、それほど「待ちに待った」わけでもなし…。
 社長のやる気がリリース文面に溢れ出ている。

2.2. セサミタッチProを登録

 ICカード・指紋・暗証番号をセサミタッチProに覚えさせるのには、セサミアプリが必須です。ということで、セサミアプリにセサミタッチProを認識させます。

  1. セサミアプリの右上の「⊕」を押し、「新規デバイス」とするとすぐに近くにある登録待ち状態のセサミタッチProが見つかります*3。(もし出てこない時は、セサミタッチProが登録待ちになっていないので、裏蓋のネジを緩め、ネジをピンセットなどでもってグイっと開けて中のリセットスイッチをSIMのピン等でぐいっと押してリセットを掛けます。)

  2. CANDY HOUSEからのメールでは「セサミタッチProのSesameOSも最新にアップデートせよ」とのことなので、言われた通りにアップデートします*4

【注意】この画面キャプチャをした後、6/10の週末に致命的なエラー(フリーズ!)がセサミタッチシリーズに見つかったので、さらに新しいSesameOS(3.0-9-412b14)が生えました。ちゃんと最新にしておくように。*5

 これで無事にセサミアプリからセサミタッチProを操作できるようになります。今後気をつけなければならないのは、スマホ(セサミアプリ)とセサミタッチProの間はBluetooth接続なので、なるべく近くが操作するのがいいかな、ぐらいですね。

3. セサミタッチProの設定

3.1. スマートロック(セサミ4)を登録

 セサミタッチProで操作したいスマートロックを登録します。玄関のドアについている2つのセサミ4を操作できるようにします。

  1. アプリ「セサミ」を開いて「セサミタッチPro」を選択。
  2. 下の方の「このセサミタッチProと接続するセサミを追加してください」の「セサミを追加...」で玄関のセサミ4を選ぶ。

  3. この時そのセサミ4とセサミタッチProを近づけておく必要があります。そうするとアプリで選択した後、LEDがチカチカしてうまく接続できたことを教えてくれます(登録されててもうまく接続できていない時もある)。
  4. セサミ4の数だけ繰り返す、と言っても2台ですが。

3.2. ICカードの登録

 ICカード/指紋/暗証番号をセサミタッチProに覚え込ませるには、セサミアプリ経由で操作する必要があります。まずはICカードを。

  1. セサミアプリでセサミタッチProを選択し、「ICカードの管理」を選択。右上の「⊕」をクリックしてICカードの登録モードに。
  2. セサミタッチProの上にスマホ(Pixel5a)を載せる
  3. 認識されたICカードをクリックして「ICカードの名前変更」を選び、自分の好きな名前に変える。はい、出来上がり。

3.3. 指紋の登録

 ICカード/指紋/暗証番号をセサミタッチProに覚え込ませるには、セサミアプリ経由で操作する必要があります。次に指紋を。

  1. と、言っても セサミアプリでセサミタッチProを選択し、「指紋の管理」を選択するところが違うだけ。
  2. 後は同様に右上の「⊕」をクリックすると、指紋の登録待ちになるので、セサミタッチProの指紋認証エリアに指を押し当てて指紋を登録します。
  3. ICカードの時と同じように、好きな名前に変更。

3.4. 暗証番号の登録

 ICカード/指紋/暗証番号をセサミタッチProに覚え込ませるには、セサミアプリ経由で操作する必要があります。最後は暗証番号。

  1. と、言っても セサミアプリでセサミタッチProを選択し、「暗証番号の管理」を選択するところが違うだけ。
  2. 後は同様に右上の「⊕」をクリックすると、暗証番号の登録待ちになるので、セサミタッチProのテンキーパッドで暗証番号を登録します。
  3. ICカードの時と同じように、好きな名前に変更。

4. 設置

 一度設置したらグイっと捻って3Mの強力両面テープをダメにしないと外せません(例え「電池交換したい」という時になっても…おぅ)。慎重に。
 親指で指紋認証してそのままドアのハンドルを引く、という位置にすると良さそうではありますが、ICカードをかざす動作や解錠までのレスポンス等を考慮して、結局この位置に。

 ちなみに以前、NFCタグと磁気エラーシートを組み合わせた解錠タグ(下記)は結構反応が良かった気がしますが、一旦撤去!。ああ両面テープのカスをアルコールで拭いたら少し塗装が剥げた…。

5. おわりに

 これで念願のオートロックに近づきました。鍵を持たずに出て、うっかりオートロックで締め出されることも無くなりそうですので、いままでオフにしていた「オートロック」機能をオンにしてみましょうか。

 相変わらず【Home AssistantでDIY Smart Home】の記事にはできませんでしたが*6。まあスマートロックが一番実用的な「スマート」かもしれません。

*1:SASAMEユーザの90%以上は、そんなに毎回安くしなくても良いからサステナブルな会社でいて!たのむからJerming Gu!って思っていそうです。

*2:扉の開閉と連動させるためのオープンセンサーを使うにはSESAME5でないと駄目らしい。そうかJerming Gu社長へのお布施としてポチらないと駄目か…やっぱり…。

*3:ああ、このスクショはセサミタッチProが「近く」ないですね、316cm!

*4:tp-link/TapoのカメラでFirmwareアップデートで機能が使えなくなったのがトラウマで「最新」っと聞くとびくっとしますね。

*5:私は「そんな皆がハマったりしないでしょ」と高を括っておりましたが、しっかり私もその「フリーズ」を体験しちゃいました。LED点灯しっぱなしに。しかも、玄関のドアに付けた後で!
うんもう!「捻れば取れる」と説明書にありましたが、しっかりくっついているので捻るのも一苦労…。

*6:実は直接コマンドラインでの操作は出来てます、が実用には…