LABISTS X1をコンパクトにまとめる
1万円の3Dプリンターとして我が家で大活躍中のLABISTS X1(別名EasyThreed X1)です。本体は25cm角もなく元々コンパクトですが、横にコントローラがびろんと置いてあったり、(当たり前ですが)フィラメントボックスがでろんっと置いてあったりで結構場所塞ぎです。我が書斎はうさぎの寝床的なので何とかせねば。
いろいろ見てみるとLABISTS X1の下にコントローラを入れるのが、まずはコンパクト化の第1歩のようです。あとはフィラメントボックスを上に置けるように、ワイヤーラックを利用することにします。
1. 準備するもの
買ってくるものリスト
品名 | 個数 | 購入先 | 値段(参考) | 備考 |
---|---|---|---|---|
ジョイントラック | ||||
ジョイントラック棚Ⅱ型 (30cm x 30cm) |
2 | ダイソー | 660円 | 百均だけど300円商品 |
ポール(長) (47cm) |
4 | ダイソー | 440円 | 39cmでもよかったかも。 値段変わりませんが… |
ジョイントラック固定部品 (4個組) |
2 | ダイソー | 220円 | |
両面テープ | 適量 | 金物屋 | ?円 | 百均にもありますね |
いつもの通り百均にお任せ!です。とりあえずダイソーで合計1,320円でメタルラック(ああこれは商標か…)が出来上がります。ゴムハンマー(トンカチの金属部分がゴム)があると組み立て時に便利です。
3Dプリンタで印刷するものリスト
部品名 (データ名) |
個数 | 備考 |
---|---|---|
脚(コントローラ部分) (LABISTS_X1_PIER_A.stl) |
1 | |
脚 (LABISTS_X1_PIER_B.stl) |
3 |
こんな感じでの部品です。サポート材無で印刷できるように横倒しで印刷するデータになっています。下駄を履かせて3Dプリンターを一段高くし(高床式)、下にコントローラを収納するための脚です。左側がコントローラを下に差し込むようにする部分。右側が他の部分に差し込んで使う脚です。
フィラメント節約と印刷時間節約で肉抜きしていますが、脚なのでそれなりに厚みを持たせたりしているので、1個3時間強(タイムラプス撮影有)は掛かったかと。
データはいつものようにThingiverseに格納しておきました。
www.thingiverse.com
3. ラックの組み立て
ジョイントラックは、ポールの筋に固定部品をぱちんと嵌め込んで、そこに棚板を差し込んで、ゴムハンマーで(そっと)ガンガン押し込んで固定してゆきます。
4. 3Dプリンターの高床化
脚の部品に下記写真の様に両面テープを貼っていきます。
3Dプリンター(LABISTS X1)の土台部分に脚を差し込んで固定します。
次にコントローラを脚(コントローラ部分)に差し込んで固定します。コントローラの側面の電源とmicroSDの差込口は避けるように、それから上面のボタンは操作できるように前に出した状態で固定しました。3Dプリンターとコントローラを結ぶケーブルは、ヘッドが動いても邪魔にならないように後ろのパイプにねじりっこ等で固定しておきます。
5. 組み立て
ラックに3Dプリンターを格納します。OctoPiを仕込んだRaspberry Pi 3B+も3Dプリンターの床下(?)に格納されるようにワイヤリングします。電源やUSBのケーブルは邪魔にならないように棚板の下を通したりして、百均とかで手に入る結束バンドで固定します。USBカメラも上の棚のこの辺りに同様に結束バンドで固定します。逆さまにすると色々と面倒なので上下が正しい向きになるように固定します。
高床化した3Dプリンタを設置し電源やUSBケーブルを接続して、上にフィラメントボックスを載せたら出来上がりです。こんな感じですね。
ここまで来たら次は棚板や周囲をアクリルパネルとかで覆って印刷品質の向上を狙ってみたいところ(でもモーターやコントローラも暖かな所に置かれるので早く駄目になりそうですが)。あんまり頑張ると3Dプリンター本体の値段を越えてしまいそうですね。むむ。