モバイルマップNaviの地図は、月額400円で必要な時に必要な分だけネットからダウンロードする仕組み。なかなかナイスな仕組みのように思えるが、盲点も・・・。
それは、CFタイプのGPSカードを使用している時は、通信カードが挿せない、という点だ。つまり新しい地図をダウンロードしようにもネットに繋ぐ手段が無い!のだ。SDタイプのGPSユニットを使えと言うことか*1。
結局、家に居る時にモバイルマップNavi(PC版)を使って、一気に地図上を徘徊してダウンロードしまくらなければならない羽目になる。一種の難行苦行。
また調子に乗って、ドンドコダウンロードしまくるとなんしか地図フォルダのサイズが膨れ上がる。膨れ上がるだけならまだしも、起動が遅くなったりする。
従って、
- 場当たり的ではなく、計画的にダウンロードする事を考える
- 必要な分だけ展開出来る方法を考える
といったことが重要になってくる(だろう)。
地図の取得
- まずは、PC上にダウンロードした地図ファイル(zdlxxxxx.tgz)をtgzファイルのまま保管しておくフォルダを準備する。
私は、全域レベルは「全域」フォルダに、それ以下(広域、中域、詳細)は県別にフォルダを切って格納しています。
次に地図をダウンロードします、
- モバイルマップNavi(PC版)で、未取得の領域をクリックして、ダウンロードのブラウザ画面を出す。
- 「自動的にダウンロードが始まらないときはここをタッチしてください」の「ここ」を右クリックで「名前をつけてリンク先を保存」。
- 保存先は、上でつくったフォルダに。
- 保管用フォルダから、モバイルマップNaviで設定したダウンロードディレクトリにzdlxxxxx.tgzファイルをコピー。
- モバイルマップNaviの「データのダウンロードが完了したら[OK]を」のウィンドウでOKを。
これをグルグル繰り返す。
地図の運用
- 必要だと思われる分ダウンロードして、しかも全部入りでも運用上問題ない(容量とか速度とか)ならそのまま使う。それが一番楽です。
- そうでないなら、
- 一旦、モバイルマップNavi(PC版)の地図ファイルをチャラにする(手っ取り早い方法は、sd_map以下を捨てる*2かな)
- [設定]-[環境設定]で同じフォルダを指定しなおす。日本全図とか最初に導入される地図がコピーされる。
- 全域と必要な県のtgzファイルを、モバイルマップNaviのダウンロードディレクトリにすべてコピーする
- [ファイル]-[ダウンロード済ファイルの読込]で読込。結構時間かかります。
- 作ったsd_mapフォルダを、sd_map_osakaとかにして保存しておくのも手かもしれませんね。
- りなざうで使うsdカードのsd_mapフォルダを、必要な部分が収められているsd_mapフォルダ(例えばsd_map_osakaをリネーム)と差し替える*3。