コモノポリタン

コモノ、デジモノが好きなKomonopolitan住民 (はてなダイアリーからの引っ越しです)

ドキュメントスキャナ(Canon DR-150)

ドキュメントスキャナが大好きなんです。うっかりすると日常生活に出る紙をどんどこ貯め込んでしまう性格なんですが、どんどこスキャンしちゃえば安心して捨てられます。
一番最初は、Hewlett PackardScanJet 4s*1。これはディスプレイとキーボードの間に置いて、一枚ずつ手差しで読み込ませる片面パススルースキャナーでした。パススルーといっても手前から入れてその上から戻ってくるタイプで、紙を突っ込むと自動的にスキャンが始まるので重宝しておりました。
次はHP ScanJet 4sと中身が同じなんじゃないかと思われるVisioneer Vxを出していたVisioneer社の製品から、Strobe(パラレル接続)、Strobe Pro NT(やっとUSB)と同じタイプのドキュメントスキャナを買い進みました*2。この手のスキャナはVisioneer社の独壇場なので仕方なく(?)さらにモバイル用にVisioneer Strobe XP100をなぜか2個も…。XP100は小型で持ち運びようの袋も付いてまあ良かったのですが、一つ難を言えば本当にパススルーになって、前から後ろに「スルー」する様になってしまいキーボードとディスプレイの間には置けません…、最近はどうもドライバの調子も良くないし…で放置状態。
仕方なく、ドキュメントのスキャンは、しばらくHPの複合プリンタのスキャナからえっちらおっちらやっておりました。しかしこれが辛い。写真とかのスキャンであれば「ううむ、もう少し色目が」とか「すこし解像度を上げるか(下げるか)」なんて言いながら、あれやこれや試行錯誤してスキャンしても良いかもしれません。が、ドキュメントスキャンは、イメージは程々で結構ですから「ずばっと」スキャンして「ずばっと」保存して欲しいのです。
そんな思いに応えてくれそうな富士通ScanSnapにかなり心惹かれるものがありました。何度amazonでポチっとしそうになったことか。でも実は私ScanSnapに行けない理由があるのです。私のドキュメントはすべてTiff形式なんです。ええ、もう、なぜと言われれば昔からそーなんですとしか言いようがございません。で、ScanSnapは基本pdfでスキャンするようです*3…ぐっすん。

そんなこんなでウダウダしてるうちに、いろいろと望みに近い製品をこっそり繰り出していたCanonから、琴線触れまくりの製品(Canon imageFORMULA DR-150)が出たのでポチっとしていました。

すばらしい、さくっと読み込んでしかも両面スキャン(そんなところに驚いているようではだめ?)。早速40枚ほどスキャンしてみました。買ってよかった*4
欠点といえば、光沢ピアノブラック的な表面処理が邪魔。すぐにキズだらけになる。ま、こんなぐらいでしょうか、文句は。箱がダンボールでトナーの箱のような素っ気無さでビジネスライクな感じで「おぉ良し良し」と思ってたので、製品もヘビーデューティーをもう少し狙って頂いても良かったのではないでしょうか。

*1:ScanJetと言い、DeskJetと言い、HPは「ほにゃららJet」という名前が好きですねぇ。

*2:まあ今更手に入れる人もいないと思われるので大した情報にならないと思いますが、Pro NTあたりから青色の光源を使用するようになったせいか青系の文字が読み取られづらくなってきてちょっと困りました・・・。

*3:愛用の画像管理ソフトACDSeeでズバッとpdf->tiff変換しちゃえば良い、と言えば良いのですが…

*4:さすがにディスプレイとキーボードの間に置いては使えませんが、引き出しにしまっておいてさっと取り出して接続して使えるあたりは、家庭用ドキュメントスキャナとしては十分かと。