コモノポリタン

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【Home AssistantでDIY Smart Home】汎用赤外線リモコンをがっしりと設置

 以前下記の記事でHome Assistantに組み込んだ汎用赤外線リモコンですが、しっかりと設置する3Dプリンタ製のケースをつくってみました。
maky-ba.hatenablog.com

 以前、上の記事などで汎用赤外線リモコンのBroadlink RM3をHome Assistantへと組み込んで活用しておりました。「設置」については言及しておりませんでしたが、コンセントの近く(電源が必要)に3Dプリンター製ケースを壁にホチキスで留めていました。が、よく物がぶつかってケースが外れて再設置するのが面倒になってきました。もちっと頑丈なものを…。

 コンセントの近くにあるなら、Tapoカメラ用のケースを流用して、コンセントにしっかりと固定してまえば良いのでは、と。
maky-ba.hatenablog.com

1. 準備

コンセント用USBアダプタ 2.4A
TOPLAND製USBアダプタ Type-Aポート x2。コンセントに挿して上の面(反対に挿せば下の面)にUSBポートが来るアダプタは少ない(たぶんホコリ除け)。
両端L字型 マイクロUSBケーブル12cm
オーディオファン製の両端L字型TypeA-microUSBケーブルで短いやつ。

2. Broadlink RM3を入れる箱をつくる

 壁スイッチや壁ACアダプタボックスを作った時と同様に、コンセント自体を固定具として、3Dプリンタで汎用赤外線リモコンを入れる箱をコンセントの上に設置できるようにします。3Dプリンタで作ったのがコレです。

 Fusion360で1時間ほど設計、印刷は家のAdventurer4で6時間ほど*1

3. 設置

 ちなみに、この固定具はPanasonicのコスモワイド21シリーズのコンセントに合わせて穴があけてあります。
 まずコンセントの化粧プレートと簡易耐火プレートを外してコンセント本体の上下のネジを緩めます。左の様に固定具の穴をしたから通してコンセント本体の裏側に入れます。真ん中の様に上下のネジを締めれば固定完了。あとは外したプレートを戻せば完成!

 コンセントにTOPLANDのUSBアダプタを挿し、オーディオファンのUSBケーブルで汎用赤外線リモコン(Broadlink RM3)に電源供給します。

(開いているUSBの口は、Raspberry Pi Zero用に使う予定。予定が無ければ何かUSBカバーか何かを挿しておかないとホコリまみれになりそう、上向きなので…)

4. おわりに

 コンセントは通常下の方にあって、赤外線リモコン的にはメリット・デメリットありますね。近くに邪魔するモノ無ければ広範囲に赤外線をバラまいてくれるメリットありつつも、そもそも邪魔モノが多くなりがちというデメリットも…。

 まあ、そもそもの「丈夫な」リモコン設置ケースという目的はかないました。よしよし。

maky-ba.hatenablog.com

*1:印刷6時間はうまくいった場合。実際には4時間ほど印刷してところでフィラメント切れで、かつノズル詰まりで1時間格闘、その後再印刷(6時間)して完成!ですので、実際には12時間ぐらいですかねぇ。「フィラメント後再開可能」という謳い文句ですがなかなかそうはうまくいきませんね。