【Home Assistant(Hass.io)】
Broadlinkがインテグレーションに対応(応急処置)!!
「Home Assistant(Hass.io)でホームオートメーション 再起動!」シリーズです。
四角い温湿度計をHome Assistantに組み込もうと思いながら、無邪気にHass.ioのバージョンを上げてしまいました。久しぶりに、私の設定変更が必要に。汎用赤外線リモコンのBroadlinkがひっかかりました。
一応「Check Home Assistant configuration」で新しいバージョンの対応をチェックはしたのですよ。すると「BroadlinkのHostとTime Outの設定は非推奨設定になりましたよー」と言われたので、まあ#でコメントアウトしておけばいいかと安易に思いバージョンアップを始めました。
そうですよね、Host(IPアドレス)をコメントアウトしたら動きませんよね…
ということで、急遽、赤外線汎用リモコンBroadlink RM3を0.115.x以降で使えるようにする!です。
【追記】
UIでのインテグレーションの記事はこちら。
maky-ba.hatenablog.com
- 【Home Assistant(Hass.io)】 Broadlinkがインテグレーションに対応(応急処置)!!
- 1. Broadlinkの0.115.x以降の設定対応(とりあえず)
- 2. インテグレーションでデバイス(Broadlink RM3)設定
- 3. おわりに
この記事の前提条件 | |
---|---|
Home Assistant | 0.116.2 |
HassOS | 4.13 |
Server | Raspberry Pi 4(2GB) |
上記バージョンを前提とした手順です。
(最新版では動かないこともあるかもしれませんが、私が使っている限り、備忘録を兼ねて最新化してゆきたいとは思っています)
最近安定していたと思っていましたが、0.116.0は少し不安定でした。私のサーバーも記録(Recorder)が止まったりしました。0.116.2になって安定。やはりサブバージョンが若い時は様子見が必要かもしれませんね。
1. Broadlinkの0.115.x以降の設定対応(とりあえず)
0.115.x以降ではBroadlinkはインテグレーションでのUI設定に対応したので、Host(IPアドレス)やTimeoutはUIでの設定に移行しました。ということでとりあえず動かすためには下記をコメントアウトする必要があります。 それからエンティティ名の指定の仕方が変わった(-name: xxxxx)ので、それに合わせてて変更します。前の名前のアンダースコア(_)をスペースにして-nameタグの後ろに書きます。
# Broadlink RM mini 3 (#1) - platform: broadlink # host: 192.168.30.51 mac: '34:EA:34:41:47:3A' # timeout: 30 switches: # Bedroom_Light_Pana_Ch3_RM31 # entity_id: switch.bedroom_light_pana_ch3_rm31: - name: Bedroom Light Pana Ch3 RM31 command_on: 'JgAEAnQ3(中略)AAA==' command_off: 'JgCuAXQ2(中略)AAA=='
2. インテグレーションでデバイス(Broadlink RM3)設定
0.116.2にHass.ioをバージョンアップしたら、[設定]→[インテグレーション]でインテグレーション画面を表示します。場合によっては自動でBroadlinkが発見されるそうですが、私は見つけてもらえなかったので右下の[+]アイコンからインテグレーションを呼び出します。
「Connect to the device」画面で、HostにBroadlink RM3のIPを、Timeoutは何に効くかはイマイチ理解しておりませんが以前から30秒だったのでそのまま。すると「Unlock the device」と言われましたが、これもなんだかわかりませんが[Yes, do it]をチェック。
名前を付けろ、と言われるので適当に。(もともとついている名前は中国語でよく分かりません)
Sucess! デバイスを構成したよ!、といわれるので後はエリアを設定して完了。
これでとりあえず「状態」画面やIFTTT連携によるGoogleアシスタントからの呼び出しなどは、今まで通りに動くようなるはずです。
3. おわりに
あくまでも「とりあえず」です。インテグレーションに組み込まれたということは、UIだけで設定ができるようになったという事だと思うので、後日「正しいBroadlinkインテグレーションの使い方」を調べてみましょう。
Broadlinkのデバイス設定画面(UI)には「オートメーション」やら「シーン」やら「スクリプト」やら、本来のHome Assistantの使い方で中心となる機能については、実はまだよくわかってないのです…まだまだ楽しめますね。