コモノポリタン

コモノ、デジモノが好きなKomonopolitan住民 (はてなダイアリーからの引っ越しです)

【Home AssistantでDIY Smart Home】昨今のルンバ統合(ルンバi7+導入)

【Home Assistant(Hass.io)】
Roombas are GO! Again!

「Home Assistant(Hass.io)でホームオートメーション 再起動!」シリーズです。

 2019年の年末のビックカメラのセールでルンバを更新して、2022年の夏、凝りもせずAmazonプライムデーのバタバタでまたも踊らされてルンバを購入*1。今度はゴミ収集機能のついているi7+です。
 Home Assistantへの登録も、もー、ものすごく簡単になっているので備忘録の更新をば。

 2年半前に購入した時の記事が下記。 maky-ba.hatenablog.com

 で、その半年後(2年前ですね)にルンバが統合(Integration)の対象になった時の記事が下記。 maky-ba.hatenablog.com

 で、今回ルンバを新しくしたので再統合(Integration)をしたところ、なんと簡単に…。

この記事の前提条件
Home Assistant core 2022.7.5
Home Assistant OS 8.2
Server Raspberry Pi 4(2GB)/32bit

 上記バージョンを前提とした手順です。 (最新版では動かないこともあるかもしれませんが、私が使っている限り、備忘録を兼ねて最新化してゆきたいとは思っています)

1. はじめに


(ルンバって買い換えても「変わった!」って感じにならないのですよね…ってまた言ってます)

 今まではルンバ980*2でした(左のやつ)。交換用フィルタ・エッジブラシや、バーチャルウォール(入っちゃダメなところに赤外線で線引きするもの)2個がついてきました。
 今回のバタバタでヨドバシとビッグカメラのセールで買ったのはルンバi7(正確には+が付くクリーンベース付です)でした(右のやつ)。なんか少し小さくなっている気がしますが、それは写真のせいです。下記に諸元比較を載せておきます。あ、2mm小さいな。

Roomba 980 Roomba i7+
サイズ
高さ 9.2cm 9.2cm
最大幅 35.3cm 35.1cm
重さ 約3.9kg 約4.0kg
機能
ナビ iAdapt2.0 iAdapt3.0
稼働時間 約120分 約75分
Wi-Fi 2.4GHz 2.4GHz, 5GHz
モーター G3モーター ちょっと弱め
カーペットブースト ×
水洗いダストカップ ×
付属品
クリーンベース ×
バーチャルウォール 2 1
エッジブラシ 2 1
フィルタ 2 1

 ああ、なんだか弱っちくなってますね。でも目玉は「クリーンベース」です!自動ゴミ収集機能!せっかくルンバがゴミを回収してくれるのに、そのゴミを捨てるときには結構ホコリが舞います。なんとかしてくれー。

 これがその解決策です。でかいな…。

2. Roomba i7+の初期設定

2.1. 本体充電

 箱からだして(箱がデカいのでこれが大変…)、クリーンベースを設置して本体を置く。ルンバが帰還するために左右に50cm空間、前に1.2mの空間が必要とのこと。左右はそれほど厳しくないかも。
 今回も980同様ほぼ充電済みだったような気が。バッテリー絶縁のシートは980から無くなってたっけ?i7にはバッテリー絶縁シートを取るというステップはありません。

2.2. iRobot Homeアプリ設定

 Home Assistantと接続するためにもアプリ連携の設定しましょう。AppStoreもしくはGoogle Playで「iRobot Home」アプリをインストールします。このあたりは下記の記事と同じです。画面は少し違いますが。
maky-ba.hatenablog.com

 事前に調べておくこと・決めておくことは下表。

設定値メモ欄
名称 roomba_1とか)
Wi-Fi: SSID
Wi-Fi: Pwd
静的IP 192.168.xx.xx2
デフォルトルータ 192.168.xx.1
DNS1
DNS2

3. Home AssistantからルンバGo!Again!

3.1. 統合(Integration)

 「設定」⇒「デバイスとサービス」で「統合」タブの右下「+統合を追加」として、「iRobot Roomba and Brava」を選択。

 するとデバイス(=ルンバ)の検索が始まります。

 うまくいくと新しくアプリで登録したルンバがネットワーク上で発見されます。見つからない時は、Home Assistantと同じネットワークにうまく設定されていないので、ルンバアプリで静的IPでしっかりと設定し直す事。

 以前はツールを使ったりスクリプトを使ったりでルンバのIDとパスワードを取得しましたが、今はそのためのスクリプトはデフォルトでHome Assistantに組み込まれています。下記画面の言う通りにルンバのボタンを操作して右下のsubmitを押せば、それで終わりです。

 「成功」の画面でデバイスの属するエリアを設定して終了。

 Home Assistantがどんどんラクラクになってゆきますね。

3.2. UI

 画面にはvacuum.<ルンバの名前>というエンティティを貼れば、下記の様な子画面を開くリンクになります。

 2年前とあまり変わっていませんね。属性部分が開閉可能になったぐらいでしょうか。あと980にあった「カーペットブースト」が無くなったので、ファンの強度の変更設定が無くなりましたね。

4. おわりに

 最期に一つ、これは絶対言っておかなければなりません。
 目玉機能の「クリーンベース(自動ゴミ収集機)」ですが、ベースに戻ってゴミを自動収集するときの「音がデカい」のです!。「キュイーン」という吸い込もうと陰圧にする音と「ゴォォー」という吸い込む音で、まるで空母からの戦闘機の発進の様です。マーベリックか!

 寄り道しましたが、また電力見える化に戻りたいと思います。

maky-ba.hatenablog.com

*1:実は結局Amazonからは買わず。Amazonプライムデーで「ルンバi7+が安いや、買っちゃえ」とばかりカートに入れてお風呂に入って出てきたらなんと「カートは空ですぅ~」と。売り切れですか、むむむ。一度購入欲に火が付くとちょっとやそっとで消火できません…Amazonに対抗して安売り(とはいえちょっと高いけど)しているヨドバシとビックカメラから1台ずつ購入だ!…馬鹿ですね私…

*2:ああこれもビッグカメラ.comで買ったやつだったなぁ。