【Home Assistant(Hass.io)】
雨が降り始めたらスマホに通知を飛ばす
「Home Assistant(Hass.io)でホームオートメーション 再起動!」シリーズです。
(書きかけ記事の消化強化期間中!!)
昨年10月に設定した降雨センサーですが、いまいち役に立っていません。先日も「雨だ洗濯物取り込むぞ」という息子の言葉を聞いてからHome Assistantの画面を確認して「ああ、1時間前にはパラパラ来てたね」とわかる始末。
それでいいのかスマートホーム!
zigbee2mqttの再設定のドタバタや、オムロンセンサーのバタバタもくぐり抜けたので、そろそろ何とかしましょうか。
TTS(Text To Speach)とかを活用して家のスピーカーに喋らせるとか、LINEにメッセージを送るとかもできそうですが、ちょっと面倒くさそう。(と言いながらも、やりますよ、いずれ、近いうちに)
Home Assistantのスマホアプリを入れておけば、通知が飛ぶように出来る様なので、まずはこれを活用しましょう。
この記事の前提条件 | |
---|---|
Home Assistant | 2021.12.10 |
HassOS | 7.2 |
Server | Raspberry Pi 4(2GB) |
上記バージョンを前提とした手順です(最新版では動かないこともあるかもしれませんが、私が使っている限り、備忘録を兼ねて最新化してゆきたいとは思っています)。
そういえば「2021.12月版」から、アドオン周りの表示などUIにも手を入れてきていますね。
*1
1. スマホアプリのインストール
スマホアプリに通知を飛ばす、ということで何は無くてもスマホのアプリを。私はAndroidユーザなので下記を導入しました。
当然、App Storeにもありますね。
インストールして起動するとHome Assistantサーバの外向けURL(Duck DNSで設定したもの)を設定して、ユーザ名、パスワードを設定してログインします。
ちなみに、アプリの設定画面は、いまは左側三本線で開くサイドメニューの下の方「設定」を開いて、そこにある「コンパニオンアプリ」アイコンから入り形になってます。これも2021.12のUI修正の一部ですね。
2. 通知の設定
アプリをインストールすると、アプリ関連のエンティティ(バッテリー回り等)やサービスが追加されます。その中の通知(Notify)サービスを利用します。
<オートメーションの設定>
- 名前:(適当に、Notify start rainingとか)
- モード:シングル(デフォルト)
- オートメーションの有効化/無効化:オン
トリガー:
- トリガーの種類:状態
- エンティティ:binary_sensor_xiaomi_door_window_XX_contact(雨降りセンサーを指定)
- 変化後:off
- 持続時間:00:00:00(←これを設定すれば感度が調整できるかも…)
アクション:
- サービスの種類: サービスの呼び出し
- サービス:notify.mobile_app_pixel_5a
- Message:"雨が降り始めた可能性があります"
- Title:"降雨注意"
このようにオートメーションを設定すると、降雨センサーが水滴を感知する(=センサーがoffになる)たびに、下記の様なメッセージが飛んで来ます。
降り始めは、雨粒が付いてセンサーが反応して、すぐに乾いて、また降って反応してと繰り返すので、数回バタバタとメッセージが飛びます。少し通知を間引かないといけないかもしれません。
3. おわりに
簡単でしたね。机の上にプライベート用の携帯を置いていると雨が降り始めるたびに「ブルッ」と震えて教えてくれます。少しは雨に気が付きやすくなったかな。
*1:それよりも「ホリデーシーズンなので1月のリリースは無くて次は2月!」と宣言するあたり今風でしたが、そのおかげ(?)で1月は何があっても頑なに「2021.12月版」で押し通すあたりは、看板倒れ感満載でした…。おかげさまで「2021.12.10」まで進みましたね。