りなざうでSkypeは動きませんが、SIP電話はあるので(面白がって使っているだけですが、実用性は?)導入の仕方をメモします。SIPクライアントには、KPhone/Piを使います。PiはPlatform Independentで、アドレス帳(KA/Pi)やスケジューラ(KO/Pi)の方が有名かもしれません。
画面はあまり色気がありません。
準備
- KPhone/Pi
上記ページの中から、kphone-pi_1.0.0_arm.ipkをダウンロードする。 - OpenSSL(openssl_0.9.7g-1_arm.ipk)
opensslが無いときちんと動かないので探してくる。
導入&設定
- kphone-pi_1.0.0_arm.ipkをインストール
- openssl_0.9.7g-1_arm.ipkをインストール
- インストールすると新しいタブが出来ちゃうので、好きなタブ(アプリケーションタブとか)に移す。
KPhone/Piの設定は、KP/Piのサイトでしっかりと説明されてますが、ざっくりここでも説明しておきます。
- KP/Piを立ち上げると最初に次の画面が表示されるので、設定したいSIPプロバイダ(この例ではSIPPhone)の名前を入れて[New]ボタンを押す。
- メニュー[File]-[Identity...]でログイン情報の登録を行う。まずは[Required]タブ
Full Name: <ユーザ名>(なんでも良い)
User Part of SIP URL:(電話番号みたいなもの。SIPPhoneから割り当てられる)
Host Part of SIP URL: poxy01.sipphone.com - [Optional]タブの設定
Outbound Proxy: proxy01.sipphone.com
Authentication Username: - メニュー[Preferences]-[SIP Preferences...]の中の[STUN Server]のタブを設定
STUN server: stun.sipphone.com:3478 - メニュー[Preferences]-[Audio Preferences...]の設定は下記のようにして動いてます
- 今設定したSIPプロバイダーの情報は下記のディレクトリ配下に置かれます
/home/zaurus/kdepim/config/kphone
順番がちょっと前後しますが、次はSIPプロバイダの申し込み&使い方編を。