コモノポリタン

コモノ、デジモノが好きなKomonopolitan住民 (はてなダイアリーからの引っ越しです)

【Home AssistantでDIY Smart Home】HAサーバ【緊急】再構築!

【Home Assistant(Hass.io)】
Raspberry PiのHome Assistantを再導入&64bit版化

 この非常に暑いお盆休みの最中にHAがお亡くなりになりました(正確にはお亡くなりになりつつあり)。
 起き上がってもすぐに不完全な感じで「ごめんFreezeで動いているからね、だめだよね」とかつぶやかれちゃったり。ということで、HAサーバーを再構築です。
 ついでにRaspberry Pi 4のHome Assistant OSの推奨が64bit版になったので、『「Home Assistant(Hass.io)でホームオートメーション 再起動!」の再起動ついでに64bit化だ!』の記録です。

 で、そもそもソフトウェア障害だよね、ハードじゃないよね…そこがちょびっと心配*1

 前回(Raspberry Pi 4 32bit版)の導入は下記の通りです。

maky-ba.hatenablog.com

 前々回(Raspberry Pi 3B+)の導入は下記の通りです。

maky-ba.hatenablog.com

この記事の前提条件
Home Assistant OS 2022.8.4
Supervisor 2022.08.3
Server Raspberry Pi 4(2GB)

(最新版では動かないこともあるかもしれませんが、私が使っている限り、備忘録を兼ねて最新化してゆきたいとは思っています。)

1. 準備

 呑気に準備とか言っている場合ではない!可及的速やかに復旧を願う、という状況。

サーバ(ハード)Raspberry Pi 4 Model B (2GB)
64bit版にするのに合わせて4GB版を購入したいなあと思いつつ、昨今の半導体不足からなかなか手に入らず…以前買った2GBをそのまま使います。

SunFounder Raspberry Pi 4B ケース
ケースも変更なしのファン付アルミヒートシンク様のもの。ファンは途中ですごい音を立てるようになったので交換しました。ずーっと五月蠅いままだったのですが、交換したら静かに…500円ぐらいならちゃちゃっと交換すれば良かった。

Smraza Raspberry Pi 4 用USB-C 電源アダプター 5V 3A
電源スイッチ付きの3Aアダプタです。これも変更なし!

SDカード (microSD 64GB)
前回に引き続きコストコで安売りしてたSDカードが1枚残っていたのでそれを使ってみます。なんたって64GB1枚あたり800円弱ですからねぇ。いまや64GBのSDカードなんてありませんね…。

サーバ(ソフト)
Home Assistant

https://www.home-assistant.io/getting-started/
【重要】
どうにか動いた瞬間に一番新しいバックアップファイルをダウンロードする。


2. ささっとHome Assistant(Hass.io)を再導入するぞ

 基本的には、Install Home Assistantに従ってインストールを進めれば良い。下記のその手順。

(1) SDカード書き込みソフトEtcherの準備

 Windows/Mac/Linux用のSD書き込みソフトbalenaEtcherをダウンロードしてインストールもしくは最新版にアップデートしておく。

(2) SDカードにダウンロード&書き込む

 SDカードのフォーマットは気にしません、Etcherくんが適当にFAT32にしてくれそうだし、余ったところはきっと自動で拡張します。SDカードをパソコンに挿入して、balenaEtcherを起動し、下記のステップ(画面左から順に)で書き込む。

  1. Select image:
    いまやイメージをダウンロードしておく必要なし*2Home Assistantのインストールページに記載のあるURLを「Flash from URL」欄に書き込む。今回は「Raspberry Pi 4 - 64bit」用のURLを指定
  2. Select drive:
    SDカードのドライブ(決してシステムドライブとかと間違えないこと)を指定
  3. Flash!:
    これで書き込み開始


(3) Raspberry Piの固定IP化

 固定IP化が終わっていない、もしくは新しいRaspberry Pi4 のハードを使うならIPの固定化をします。前回の記事を参照。

(4) Home Assistantの起動確認

 Home Assistantがいるネットワークに接続しているPC/スマホ/タブレットのブラウザからhttp://<Raspberry PiのIPアドレス>:8123にアクセスする。まずはちょっと待て画面が20~30分でる。

 次に名前/ユーザ名/パスワードを設定しろと言われるが、一番下にある「以前のバックアップから復元することもできます」リンクをクリックして、バックアップファイルをアップロード。ファイルサイズとネットワークしだいですがアップロードに5分ぐらいかかることも。

 部分レストアで全部選択(?)して左下にあるRESTOREをクリックしてリストアを開始する。

 リストアが始まるとグルグルして永遠に止まらないがそれは書き戻した設定のせい。書き戻したシステムはセキュア接続https://をするように設定されているので、このグルグル(=http://)は正常にリストアが終了しても反応しない…ちょっと騙された。リストアは5分ぐらいで終了する。私は小一時間ぼーっとグルグルを見てました。情けない。

3. おわりに

 とりあえず以前の状態に復旧完了。バックアップファイルさえあれば30分もしないで復旧できる。ついでにシステムを64bit版にすることができた!(下記「システム情報」の「CPUアーキテクチャ」に64の文字が。ちなみに「システム情報」ですが、いまや[設定]⇒[システム]⇒[修復]と進んで右上の3点アイコンからアクセスするように変更されました。いつも探しちゃう)

 ここのところ(と言っても、もう4, 5ヵ月)アドオンストアが出ない(アドオンリポジトリがおかしい)という致命的な不具合を発症していたが、64bit版に上げたら、そのあたりは初期化されたのか、ちゃんと出るようになった。よしよし。

 よし!あとはzigbeeバイスの再接続だ…(なぜかライト系は勝手に再接続されている)

ふうぅ…

maky-ba.hatenablog.com

*1:なんとなく、ハード障害のようなきがする。理不尽に再起動したりしているし…

*2:ただし、ちょうど私がインストールしようと思っていた頃にGithubの障害発生で「そんなファイルはあらへん」って言われ動揺。クラウドも良し悪し。